そもそもなぜ入ったのだ(パーソナリティ編)

 預金量3,000億円にも満たない、小さな地元信用金庫に入庫したのは去年の春。
 まぁまぁの大学*1をかろうじて卒業し、「これからITインフラ需要ぜったい伸びるよなー」という安易な発想によりインフラエンジニアとしてICT業界に身を投じる……予定だったのが、家庭の事情により地元で就職せざるを得なくなる。
 ど田舎ゆえにろくな就職口がなく、周囲から信用金庫の後期採用を受けてみないかという誘いがあったものの、営業マンと銀行員にだけは死んでもなりたくないし、そもそも私の人間性からして芸術的なくらい向いてないし……という理由から一旦は断る。
 しかし公務員試験はすでに終了しており、職歴に空白を作るのは絶対に許さねぇというお上からの司令により、半強制的に入庫させられ、今に至るわけでした。

 私のキャラとしては、教室の隅っこで暇を持て余して寝たふりしてる陰キャを想像していただけるとわかりやすいと思います*2。昔から気の小さい臆病者で、友達もほとんどいない。休日はニコ動とアニメ見て終わり。典型的なだめ人間ですねこれは…

 さて、そんなだめ人間が信金渉外係という友情・努力・勝利*3の世界に参加したわけですが、結果は皆さんのご想像の通りです。ええ。私のような根性なしにはとても立ち回れない世界でした。(続く)

*1:信金実力主義なので大学名なんぞ血液型並の扱いです

*2:そんなクズでも営業はできる。そう、話したがりの老人相手ならね

*3:友情:何でもしてくれる顧客をどれだけ作るか 努力:ローラー作戦にめげない心 勝利:減点方式の人事考課を立ち回る要領の良さ